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モリス柄を活かすセルフペイント

先日、トイレのリノベーションをさせていただきました。
ご相談をいただきドアを開けると、天井にはウィリアムモリスの壁紙が!
とても神秘的で築19年経ってもその美しさは変わらず!
奥様が、バラや植物がお好きで、グリーンに囲まれたいという思いでセレクトしたそうです。

ウィリアムモリスは19世紀のイギリスのデザイナー・詩人で、草花や樹木をモチーフにした壁紙やファブリックスは、時を越えて愛され続けています。
モリス柄にもいろいろありますが、これは私も好きな柄の一つ、『 Willow Boughs (ウイローボウ) 』
1887年に制作されたこの全体的な葉のパターンは、モリスの住んでいた家の近くを流れるテムズ川に茂る柳から発想したものだそうです。
モリスのモチーフは、壁紙やファブリックス、バッグなどの小物など、いろいろなものに使われていて、同じ柄を使っていても、メーカーによって若干表情が違います。

織りで表現された重厚感のある川島織物セルコンのカーテン生地。

kawashima

発色の良いマナトレーディングのカーテン生地。

mana

いずれにしても、根強いファンが多いのです。

リノベするにあたり、この壁紙を活かしたい ! という思いが奥様と一致し、壁に塗装をお勧めしました。
長く建築業界にいて思うのですが、日本人は住まいに関して、色を使うのが苦手なようです。
内装工事でご提案させていただいても、最終的には白っぽい空間を希望されることがほとんど、、、。
色を付けたり、柄付きだと飽きるのでは?と思う方が多いようですが、それは白でも同じなのでは?
四季にあわせて模様替えをしたり、インテリアのアクセントになるもの・色を変えたり。
せっかくの住まいですから、そんなふうに空間を楽しんでいただけたらと思います。

今回お勧めした塗装は、『 ポーターズペイント 』
どんな塗装かは、次回 ご紹介します。

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