13Apr
外壁塗装をご依頼いただいたN様。
ラップサイディングの素敵なアメリカンハウスですが、汚れが目立つようになり、外壁に触れると白い粉が手に付くチョーキング現象が出ていました。
外壁の主流である窯業系サイディングや屋根のセメント瓦・コロニアルは塗装が必要です。
塗料は、外壁用、屋根用多数種類がありますので、それぞれの特徴をお伝えし塗料の種類を選択し、色をお選びいただき、サンプルを作ります。
一般的には塗料メーカーのサンプル色から選びますが、それ以外にも塗料工業会の624色の中からも選んでいただけます。
いくつかの候補を選んでいただき、A4サイズぐらいの色サンプルを作りお渡しします。
色は昼と夜、晴れの日と曇りの日では見え方が違いますので、サンプルをお渡しして何日かかけて確認して頂いてます。
時々、どうしてこんな色にしたのかしら、、、と思う色の家を見かけますが、おそらく小さな色見本だけで色を決めて塗装を依頼してしまったのだろうと残念に思います。
今まで塗装をご依頼いただいたお客様の中でも、お天気や時間によって見え方が全然違うのね、とびっくりされる方が多くいらっしゃいました。
手間をかけて確認することで、失敗のない納得のいく色選びができます。
N様は、外壁は白と決めていらっしゃいましたが、白と言っても、真っ白、ピンクがかった白、グリーンがかった白、青みのある白といろいろあります。1枚で見るとどれも白ですが、比べて見ると微妙に色が違うのがわかります。
いくつかサンプルを作り確認していただき、最終的には写真の左側の色に決定しました。
外壁は上段左の少しグリーンがかった白。
窓枠とドアは中段左のブルー。
屋根は下段左のナスコン。
窓枠に色を付けたことで、バランス良くアクセントが入りました。
真っ白ではなく少しグリーンが入った外壁の白も、まぶしすぎずさわやかな印象を受けます。
屋根のナスコン色が全体を引き締めてますね。
素敵!
ドアの色も窓枠と同じブルー。
家のデザインにとても合っています。
勝手口ドアは、前回の塗装業者が古い塗膜をきちんと落として塗装しなかったため、表面がでこぼこしているのがずっと気になっていたというN様。
塗装の仕上がりは下地処理によって全然違います。
古い塗膜を落としきちんと下地処理をして、きれいに塗り上がりました。
ポストもドアと同じ色で塗装しました!
工事が終わり職人に感想を聞いてみると、とても楽しい仕事でした!との言葉。
窓枠の細い部分を色を変えるのは、手間のかかることではありますが、良い仕事をしたい、お客様に喜んでいただきたいという気持ちがあるからこそ、こだわりをきちんと形にしてくれる、、、。
この気持ちを共有できる職人と一緒に仕事ができることに、いつも感謝しています!
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