毎日が楽しくなる ワクワクしてくる そんな暮らしづくりの お手伝いをいたします

『 リビングの窓を小さくしたい。』というご依頼で始まった リノベーション。
19年前に亡くなられたご主人が、窓を大きくして壁を作らなかったことを気にされていて、
奥様もずっと気になっていたそうです。

息子さんと二人暮らしになり、広すぎる家であまり使われなくなったリビング。
シャンデリア上部や天井の四隅に施された、木彫りのアクセント。
当時としてはかなり高い、２ｍ２０ｃｍの無垢のドア。
住宅メーカーの設計をされていたご主人の思いの詰まったこのリビングを、耐震性を高め
ながらどうつくっていこう、と考えました。

『 出窓がいいかしら。 』というお話しもいただきましたが、京都に行かれた奥様のお話を
伺い、丸窓にすることに。
道路に面している西側の窓は、通行人の視線を気にしなくてすむように、縦辷り出し窓を
3カ所付けることにしました。

スケッチでイメージを伝え、細かい寸法を打合せ。

まず南の窓を撤去し、筋交いと構造用合板で補強。

西側も同じように補強して、縦辷り出し窓を付けました。

今回 の工事では、奥様と一緒にエコカラット貼りをしました。
計画の段階で、一緒にやってみたい！とのお話しがあり、エコカラットの割り付けも
なるべく半端がでないように計算しました。
エコカラットは、貼るためのキットもありますし、タイルとはいってもカッターで
切ることができます。

Ｗａｃでは、セルフリノベーションもおすすめしています。
自分で手を加えると、家にさらに愛着がわきます。

そして出来上がったリビング。

奥様のアイデアで、丸窓には経木を付けました。

カーテンは、重厚感のある川島織物の生地をセレクト。

 

 

あまり使われていなかったリビングには、お客様がいらっしゃることが多くなったそうです。
『 主人もきっと喜んでます』奥様からそんなお言葉をいただきました。
お客様の気持ちに添いながら、自分たちの力を最大限に活かす。
それがWacの仕事です。
リノベーションを楽しみましょう！